2019年04月06日
台所の改修工事
台所の改修工事を紹介します。
30年前に私が設計した家。
あの頃はナラ材の木目がきれいなのでドアや扉(建具)をナラ材の柾目で
作っていました。
私の家を設計した14年前から流し台の扉は木目ではなく真っ白にしています。
その方が清潔感があり空間もすっきり見えるからです。
この家は特別に食器棚だけでなく流し台まで私が設計してシステムキッチン屋
さんに制作させたものだった。
その当時は流し台の設計もしてたんですよ。
設計当時、食器乾燥機は天井までついて空間を分断して狭く感じるので
私は反対した。
それよりビルトイン式の食器洗い機を入れたらと提案したのだが施主が
どうしてもこれを入れたいと要望でそうなった。
下の写真から右側の食器乾燥機が天井について空間を狭くしているのが
わかりますか?
流し台の左側が食器乾燥機です。
流し台に乗るので流しが狭くなります。
その分を考慮して流し台の長さを3450にしました。
施主から電話があり、ダイニングを少し広げたいのと流し台のスライドレール
(引き出しの金物)のガタつきがあるので変えたい。
食器乾燥機も壊れているので撤去したいという相談だった。
施主は私の義妹なので
「金物を変えたりするより台所を白い空間に一新しないか?」
とざっくばらんに言ってみた。
そうしたら以外にも「そうだね、そうしようか」という返事が返ってきた。
これが台所の改修工事になったいきさつです。
工事の内容は次回から紹介します。
Posted by 建築アトリエ海 at 10:45│Comments(0)
│住宅の手法