2012年04月25日
コンクリートは涼しい?
コンクリート住宅は夏は暑い!!
これはコンクリートの輻射熱のせいです。
夏の沖縄の太陽は凄い!!
昼間、その太陽の熱がコンクリートの壁と屋根に貯まり、夜になると
その熱を室内に放熱していく。
放熱はゆっくりしか進まないので、熱が抜けるのは朝方までかかる。
かくして夜の間中コンクリートの壁と屋根から熱が出てくるので
暑くてたまらないということになる。
窓を開けてる間はそうでもないが、寝る時には窓を閉めるので一気に
暑くなる。
内外コンクリート打ち放しの住宅は最悪である。
壁を触っても暑いのが分かる。
じゃあどうすればいいのか!!
コンクリートが熱を吸わないのが一番なので、外壁と屋根を断熱することである。
屋根と壁では屋根のほうが水平なので、壁よりもはるかに熱を吸う。
真夏の昼2時ごろ、屋根の上を裸足で歩いてみてください。
熱くて歩けません。
ヤケドします。
そのぐらい熱いです。
当然、輻射熱も屋根の方が多い。
私はコンクリート住宅を設計するときは、屋根を断熱防水しています。
ウレタン防水をしてから断熱塗料を塗ります。
これは凄い効果があります。
真夏に屋根から歩いても全然熱くありません。
熱を吸ってないので当然屋根からの輻射熱もありません。
私が設計した家の施主は、みんな暑くない、涼しいといいます。
那覇市のK邸も断熱防水しました。

壁に関しては最近断熱塗料も出てきているようだが、まだまだ値段が
高くて使えないというのが現状だ。
壁はできるだけ太陽光が当たらない方がいいので、庇を出したりして壁に
光が当たりにくくした方がいい。
そして内部はコンクリート壁に板を貼ることで、直接熱が出ないようにする
ということが大事だ。
私も30年前からコンクリート打ち放しの住宅ばかり設計してきたが、
10年前から止めた。
打ち放しは暑いからである。
最近、庇も出さない箱みたいな家が多く見られるが、住んでいる人は
暑いだろうなと思ってしまう。
窓に庇を付けない家は、夏雨が降ったらすぐに窓を閉めないといけないので
サウナ状態だろうなと、家族は大変だろうなと思ったりする。
設計する人は、デザインにこだわることもいいが、そこに住む人が
快適に暮らせるように考えてあげるべきである。
完成した後、何年も訪ねて住み心地を聞くべきである。
私はそうしている。
自分が設計した家は一生付き合っていきたいと思っている。
夏を涼しく過ごすためには、コンクリートに熱を吸わさない工夫が大事である。
これはコンクリートの輻射熱のせいです。
夏の沖縄の太陽は凄い!!
昼間、その太陽の熱がコンクリートの壁と屋根に貯まり、夜になると
その熱を室内に放熱していく。
放熱はゆっくりしか進まないので、熱が抜けるのは朝方までかかる。
かくして夜の間中コンクリートの壁と屋根から熱が出てくるので
暑くてたまらないということになる。
窓を開けてる間はそうでもないが、寝る時には窓を閉めるので一気に
暑くなる。
内外コンクリート打ち放しの住宅は最悪である。
壁を触っても暑いのが分かる。
じゃあどうすればいいのか!!
コンクリートが熱を吸わないのが一番なので、外壁と屋根を断熱することである。
屋根と壁では屋根のほうが水平なので、壁よりもはるかに熱を吸う。
真夏の昼2時ごろ、屋根の上を裸足で歩いてみてください。
熱くて歩けません。
ヤケドします。
そのぐらい熱いです。
当然、輻射熱も屋根の方が多い。
私はコンクリート住宅を設計するときは、屋根を断熱防水しています。
ウレタン防水をしてから断熱塗料を塗ります。
これは凄い効果があります。
真夏に屋根から歩いても全然熱くありません。
熱を吸ってないので当然屋根からの輻射熱もありません。
私が設計した家の施主は、みんな暑くない、涼しいといいます。
那覇市のK邸も断熱防水しました。
壁に関しては最近断熱塗料も出てきているようだが、まだまだ値段が
高くて使えないというのが現状だ。
壁はできるだけ太陽光が当たらない方がいいので、庇を出したりして壁に
光が当たりにくくした方がいい。
そして内部はコンクリート壁に板を貼ることで、直接熱が出ないようにする
ということが大事だ。
私も30年前からコンクリート打ち放しの住宅ばかり設計してきたが、
10年前から止めた。
打ち放しは暑いからである。
最近、庇も出さない箱みたいな家が多く見られるが、住んでいる人は
暑いだろうなと思ってしまう。
窓に庇を付けない家は、夏雨が降ったらすぐに窓を閉めないといけないので
サウナ状態だろうなと、家族は大変だろうなと思ったりする。
設計する人は、デザインにこだわることもいいが、そこに住む人が
快適に暮らせるように考えてあげるべきである。
完成した後、何年も訪ねて住み心地を聞くべきである。
私はそうしている。
自分が設計した家は一生付き合っていきたいと思っている。
夏を涼しく過ごすためには、コンクリートに熱を吸わさない工夫が大事である。
Posted by 建築アトリエ海 at 19:15│Comments(0)
│建築に対する私の考え