2020年03月06日
現場監督がバイブレーター持ち
崖の家のスラブ打ちです。
この現場、着工が遅れたので施主から工期短縮するようずっと言われている。
現場監督が
「土曜日は生コン屋がいっぱいで出荷できない、月曜日は打設屋が
手が空かないのでので水曜日に打ちましょうね」と言う。
以前は型枠屋がコンクリート打設したのだが、今は生コンにバイブレーターを
入れる打設屋という専門がいて彼らがいないとコンクリート打設ができない。
私が「工期を短縮しないといけないんだろう?あなたたち現場監督が
バイブレーター使ってやればいいんじゃないの?」と言った。
そして足りないなら自分もバイブレーター持つよとも言った。
私はコンクリート打ち放しの家を設計してた20年前までは一日中現場で
バイブレーター握ってた。
きれいなコンクリートを打ちたいから自ら先頭立って打ってた。
現場監督はええ~?という顔をしていたが、
「そうですね、やりましょう」と言って会社内の応援を頼んで自分たちで
バイブレーター握ってコンクリート打設した。
大変そうだったけどスムーズに、そして結構きれいに打てましたよ。
生コンがホースから出たら現場監督が使ってるバイブレーターで振動して
生コンをきれいにかき混ぜて均等に入れていくわけです。
後半から顔が引きつってましたが(笑)
翌日、「やればできるじゃないか。次も自分たちで打ったら?」と言ったら
「いや~、筋肉痛できついです」と笑ってた。
これで2日工程が稼げたね、お疲れ様!!