建築アトリエ海のブログ

  

食器棚の制作パート3ですよ～


私は食器棚と一緒に必ず炊飯器と電子レンジ置き場を作っています。



写真の上が電子レンジ置き場で下が炊飯器置き場です。





飯器は前に出せるようにスライドレールを付けてますよ。

こうすると便利ですよね。






その左はサランラップやアルミホイルなどを置く棚です。

サランラップなどもこのように納めればスッキリしますよね。



下は別の家の完成後の写真です。





すっきり納まってますよね。





家はいかにして楽しくそして機能よく暮らせるか、日々考えて設計しています。  

那覇の現場で施主の住宅部分の食器棚の制作を紹介します。


私は食器棚は全てと言っていいほど図面を描いて現場で制作します。

建物完成後に既製品を買って入れさせるということを好みません。


なぜかと言うと現場で作ると自分のイメージしたデザインで作れるからです。


食器棚は住宅においてとても重要な部分だと思います。


既製品は寸法が決まっていてデザインもいまいちだし色も合わないし、
何よりも隙間があいてピッタリ収まらないのがイヤですね～。

ま～、予算がない場合はしょうがないですが・・・・・。




食器棚は内部大工が現場で作っていきます。

この工程を見るのは楽しいですよ。










建具（扉）ができました。





ちなみに材料は棚も扉も仕上げは全てメラミン化粧板を使っています。

とてもきれいでまた頑丈ですよ。

ツルツルなので掃除も楽です。



丁番はスライド丁番を使っています。

スライド丁番については次に細かく説明しましょうね。

ガラスは透明を使うのですが、今回は施主の奥さんが中が見えない方が
いいと言うのでスリガラスを嵌めました。






写真を見てください。


右が冷蔵庫のスペース、その左が2段になっていて下が炊飯器、
上が電子レンジ置き場です。

炊飯器置き場の左にはサランラップやアルミホイルを置く棚を三つ作って
あります。


食器棚の下のカウンターはトースターや魔法瓶などを置くスペースです。
もちろんコンセントも付けてますよ。




台所で料理をする人が何不自由なく効率的に作業ができるように考えたつもりです。



つぎはもっと細かく説明しましょうね。